「就業と失業」
失業前にすることC
年金をどうするか決めましょう
就業中は厚生年金に自動的に加入していたと思いますが、退職&失業後は国民年金に加入しましょう。
失業期間中は国民年金に加入することになりますが、年金をもらえるかどうかわからないからと国民年金に加入しないと考えている人もいるかもしれませんが、ここで若い人達が知らない年金のことについてお話しておきましょう。
年金は老後にお金をもらうためだけに加入するものではないんです。知ってました?私は最近知りました(爆)
年金は病気やケガで障害が残って就業することができなくなった時にちゃんと生活できるようにお金が給付されるんです。
また、 配偶者や子供を残して死亡した時も遺族が生活していけるように保障を受けられます。
老後だけでなく、何かあった時のための保障が自動的についているわけですね。若い人は結構知らない人多いんですが、実はこういう保障も受けられるのが公的年金なんです。
ですから、ケガや病気になって障害が残ってしまった時のために年金には加入しておくと安心ですよ。
家族の生計を支える人が亡くなった場合は遺族年金、障害を負った場合は障害年金が支給されます。
しかし、年金に加入していない人や、加入すべき期間のうち3分の1以上未払いの年金保険料があったり、直近1年間に年金保険料を滞納していたりすると、この保障が一切受けられなくなってしまいます。
せっかく就業中に厚生年金を払っていたのですから、国民年金に加入して年金加入期間を引き継ぐ方をおすすめします。厚生年金として今まで納めてきたものがパーになってしまうのはもったいないですから。
もし年金を納めるだけの余裕がないという人は、国民年金の免除制度を利用しましょう。
これは失業中など経済的な理由等で保険料を納めることが困難な場合に利用できる制度です。
これについては後でまた詳しく説明しますね♪
失業前にすること
失業前にすること@ 仕事の引き継ぎの資料をまとめる
失業前にすることA 仕事の引き継ぎをする
失業前にすることB 健康保険をどうするか決める
失業前にすることC 年金についてどうするか決める
失業前にすることD 年末調整の用紙を提出する
失業前にすることE 財形の解約手続きをする
失業前にすることF 会社経由の保険の解約(または継続)手続きをする
失業前にすることG 有給休暇を消化する
失業前にすることH 退職日の挨拶を考える
失業前にすることI 退職日の挨拶メールを作成する
失業前にすることJ 未払いの残業代を請求する
失業前にすることK 持ち物を整理する
失業前にすることL お歳暮、お中元、手紙を出す
失業前にすることM 退職手続きをする